ちかっ こわっ
と思いました。
ダーリンさんは、アジア系のアメリカ人。27歳。
8人兄弟の下から2番目。(姉1、兄、姉2、姉3、姉4、姉5、自分、妹)という女系に育っています。
女系に育っているだけあって、女子への幻想のようなものがなく、女子の気分の浮き沈みや細かいことにも気を配れるタイプです。
いいことだーと思っていたのですが、
やたらとちまちました用事で電話したり、よく家に遊びにいったりしているなぁとは感じていました。
「ねーねー、こないだ持って帰ってきたごはんの店どこー?」とか
「洗濯機のなかから洗濯物だしといてー」とか
「インスタに載せてた写真の夜景どこかおしえてー」
それって、20代後半の男女のきょうだいでもやるんだ。。。って感じでした。
そして、事件は起きました。
お姉さんたち(と言ってもわたしは年上)とダーリンの実家ではじめて会ったとき。
(お姉さん2人は別に暮らしているけど、実家にときどき帰ってきています)
ダーリンさんとお姉さん、なにやら冗談いいだして、軽く蹴ったり、身体にタッチしたり、じゃれだしました。いわば、小学生のけんかのような感じ。
わたし、、「(は?!なんで私の目の前でお姉さんとべたべたしだしてんの?!)」
2つの驚き。。。
>20代後半になってまで姉と弟でさわりあったりする?
>しかもわたしの目の前で?!
さらにいえば、彼の実家でいわば私は緊張していて何をしたらいいのかさっぱりわからないのに、そんなわたしはお構いなしに笑顔で格闘している彼をみて、なんとも言えない気持ちになりました。
さらにさらに、追い打ちをかけるように、じゃれあいが落ち着いたあとは、ソファーに座っていたのですが、足を伸ばして、またお姉さんの足をすりすりマッサージする始末。
わたし、直立不動。
言いましたよ、帰宅後。
わたし「おかしい!!!」
ダーリン「おかしいかな。。。そうなのか。。。ごめん、気にすることがわからなかった。次からは気を付けるね。」
という答えではなかった!!!
ダーリン「おかしいって思うなんて変だよ!だってきょうだいだし、そうやって育ってきたし、なんかセクシャルな感じで思ってるの?!そんなことぜんぜんないのに、そんな目でみるほうが変だよー。」
わたし「でも、わたしが育った環境では、きょうだい同士でいつまでも触れ合ったりとかしないから、おかしく感じるんだよ。文化の違いなのかもしれないけど、こちらの気持ちもちょっとはわかってくれるといいんだけど。」
ダーリン「だけど、うちの家族はそうだし、僕はこれからも同じこと続けるとおもうけど。。」
もー
ちょっとは、こっちの主観も認識して歩み寄ろうよ!!!
家族のことは一生ついて回る問題だから、こんなに謎なうえに、わたしの感じ方への理解も示してくれないようでは、これから先この人とうまくやれるのだろうか…という疑問が沸き上がるほど衝撃でした。
友達にメール。。。
「東南アジアは割とスキンシップは激しいから、その辺は仕方がないとは思う」との答えを聞いて落ち着くものの。なんとなく納得はしきれない。
それは彼が、ちっとも私側への理解をしてくれようとしないからでした。
国際恋愛においてとても大切だと思います。。。
ある口論の根底に、おそらく文化の違いがあるな、とわかったら落ち着いて、お互いの常識をすり合わせしなければならない。
結局その日は、わたしからのお願いをいって終わりました。
「スキンシップは仲の良い証拠かもしれないけど、びっくりして受け付けにくいから、せめてわたしの前ではしないでほしいこと。」
「実家やお姉さん方と一緒のとき、わたしも緊張しているのでフォローしてほしい。」
彼は「YES」と言いました。
でも、、、たぶん、、、わかりきってなかったのです。
続きは、花火事件に。。。