9年勤めた一部上場企業を辞めるとき考えたこと★⑧いろいろな人と出会うことの幸せ

9年勤めた一部上場企業を辞めるときに考えたこと

①組織社会で働くということ
②中途の女性が組織社会で働くということ
③仕事でやりたいことを考えるということ
④一生の時間を何に使いたいかを考えるということ
⑤結婚とかひとりで生きていくとかのこと
⑥単身渡米に対しての価値観
⑦勉強することの幸せ
★⑧いろいろな人と出会うことの幸せ

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これまで、人生の歩み方を何度か変えてきたけれど、そのたびに影響を受けた人たちがいる。新しい世界や生き方を見せてくれたり、考え方を教えてくれたりする、そして迷っている自分の背中を押してくれた。

どんなに本を読んだり、テレビを見たりしも、現実の出会いにかなうものはやっぱりない。

 

生身の人間から聞くと重みがちがう。

 

学生時代のわたしは、自分の殻に閉じこもりがちなタイプで、人付き合いは苦手だった。いい顔をするのは得意だったので、それなりに人とは仲良くはできるけど、あくまでそれなり。

 

そんな私が変わったのは、以下の二つを意識して出来るようになったからです。

 

 

〇新しい人と出会うために出かける。

 

〇自分のことは正直に話す。

 

新しい人と出会うために出かけることは、面倒くさいけど(←わたしはそういうタイプでした)厭わずいくべきです。

出掛けたところは、友達のお誘いから保険のセミナー、MBA講座まで。シェアハウスもした。

(注意点は自己啓発セミナーとかそういうのとは別で、「自分探し」セミナーみたいなことをビジネスにしているところには気を付けていただきたい。。。)

もともと自分の道を究めようとしている人たちに出会ってその人たちの話をきいていればある程度、わかるようになると思っています。

周りから見て、どんなに立派だなぁ尊敬できるなぁと思っても、中身を知れば、実際はその人たち自身も自分の生き方を常に向上させようと思っていて、探究をやめていない。悩んでいたり苦しんでいたりする。だけど前向き。そんな話をしているうちにお互いに刺激しあっていけるようになるのだ。

 

その出会いを得るなかで気を付けたいのが、「正直に」ということ。

わたしは田舎の貧しい家の生まれであることがコンプレックスで、それを隠そうとしたり、カバーできるようになろうとしていた。だけど、それって変わらないことだし、自分のアイデンティティを作り上げたものなので、それは認めよう、そんな風に思ったころから気持ちがどんどん楽になった。自分がオープンマインドになれば、相手も同じように自分に接してくれるようになるし、相手のことがより理解できるようになる。その相手の考え方にふれることで自分の考え方も深まっていくのだ。

そしてその出会いから人と人とのつながりがまた広がって相乗効果を生み出していける。

 

人はひとりで生きていけるように自立するのは大切。

だけど本当はひとりで生きていけない。

 

こういう風に思って、人の大切さに気が付いたとき、

わたしもこれまで周りの人たちが私に影響を与えてくれたのと同じように、誰かの役に立てるようになりたい、

いやいやそんなのはおこがましいかもしれないから。。。

自分の人生を役立てるような人間になれるように努力したいと思った。

 

まだまだ、道半ば。

どんなに口では講釈をいえても、実際の自分の毎日となると迷うことばかり。

決めたこともできなくて、泣いたりわめいたり。

そんな毎日ですが、ポジティブに周りに支えられながら、がんばります。

 

これからもいい出会いに巡りあえますように、

これを読んでくださった方にも素晴らしい出会いがありますように。

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