「やりたいことが仕事になる人なんていないよ」
よく言われたものです。
ただ、、、
みなさま、本当に「やりたいこと」なんていうのがすぐ見つかりましたか?
わたしは新卒の就職活動時にエントリーシートを埋めることを考えすぎて、ほぼほぼ鬱状態のようになってしまって、
自分の人生を否定されたような、そんな気持ちになってしまいました。
そして、みんなしっかりと自分をもって就職活動できているからそうやってちゃんとやりたいことと自分のこれまでの人生をつなげて就活成功しているんだなと思って落ち込んだものです。
服が好きだけど、デザインする技量もないし、詳しくわかるほどお金もかけられないから、そういうの向いてない。
広告の勉強しだしたけど、業界には受からない。コピー書く才能もない。
大学3年間、ただなんとなく学校に行って、バイトしただけだったんだ。そしてもう就職きまっちゃっている人とは戦えないから、もうだめだ。
そんな感じでへこんで自分の意思のなさをなげいて、まぁ寄り道するなら徹底的にと思って、ワーホリにいくことを決めたんですが。
15年たって至った結論・・・
やりたいことなんていうのは、人生すすめていく中で形成されていくものでいい。
最近はそう思っています。
それが早めにわかって、そこに邁進できるなら、それも当然のごとく幸せなんだと思うけど、
「やりたいことがわかんないなぁ」と気付いて悩み始めたらもうスタートライン。
そうすることで、考え始められますから。
焦らなくてOKです。
やりたいこと、ぶれたってOKです。
そのときに大切だと思ったものとか、影響を受けているものとか違うんですから。
悩んで考えているうちに、自分の考え方とかがわかるようになってきますよ。
悩んで考えて、、これはひとりで出来ることなので、どうどうめぐりになると困りますのでご紹介しておきます。
良書を読む
「道は開ける」
デールカーネギー
創元社
「さあ、才能(じぶん)に目覚めようーあなたの5つの強みを見出し、活かす。」
マーカス バッキンガム ドナルド・O. クリフトン
日本経済新聞出版社
「志を育てる」
田久保 善彦
グロービス経営大学院
新卒の就職活動の時には、こういう本を一切知らなくて、ハウツー本のようなものをパラ読みして、「キラキラしすぎてて全然わからないな」と思っていました。。。おすすめです。
人とも話しましょう(居たらでもいいです)
同じく悩んでいる人と話していると、実は微妙なんですけど。
「やりたいこと、どうやって見つけた?」って聞いてもいいかもしれないですよね。それが同じく悩みながらでも出した答えだったりすると、その答えを出す過程に見つけられるものがあると思います。
わたしの場合は、うらやましいなぁと思う答えを見つけておいて、そこに自分をむりやり当てはめられないかという考え方で20代前半を過ごしたので、自分を否定してしまうようなこともしていました。
もうちょっと人の話を聞けばよかったなぁと反省しています。
まぁいまだに、「これが天職!人生これにかけてます!」みたいなものが見つかったっていうと全然そうではないです。
ただ、人生の過ごし方として「やりたい方向性」が見えて来たなという実感があります。
それも必ずしも永続性がなければいけないのだという気持ちもあるので、逆に気持ちが楽ちんになります。
ビバ人生です。
みなさまにも、素晴らしい人生をお祈りしております。