35歳ごろの恋愛話。
片思いを断ち切るために出会った人とちょこちょこ会っていたものの、その人とはいまいち踏み切れなくて、それを踏み切ろうとしたら「まじめなお付き合いの対象とは違うっていうか。。。」とお断りされたわたし。
彼の家で過ごしたあとの週末の朝。
ふざけんじゃないわよ。
まじめな付き合いじゃないなら一体何だっていうのよ。
という言葉はのみこんで、落ち着いて、じゃあもうやめましょうと合意して家を出た。
その日はホワイトデーで、もらったお返しを駅のゴミ箱に投げ捨てた瞬間に涙が出てきた。
なんだか悲恋をうたった歌詞みたいなことやってんなあっと涙を流す一方で、冷静な自分がいて。そう思いました。
「まじめな付き合いが出来ない対象」と言われたことが何よりもむかつく一方で、そうされてしまった経緯を考えると、まぁ自分自身にも責任があったんだよなぁと気付いてきた。
騒いで踊って、お酒飲んで、酔っぱらって、出会ったというパターンだったので、まぁ不真面目だったのです。
そのころ読んだサイトにもありましたが
不真面目を真面目に消化させるのは一苦労です。
それをリセットするために、きちんとしたいと言ってみたら、まんまと断られたという顛末。
スタートラインにすら立てないのか。。。と思って愕然としました。
こういう関係から、真面目ラインにいくための方法論…みたいなものを読んだのですが、、
そういう場合は、いったんばさーっと連絡を断って、相手が何度も連絡してくるような状態になるまで待てばいいみたいですよ。自分の自由になると思っていた相手が手の中から出ようとすると男の人は引き止めようとするんですって。それが「駆け引き」と言われるものらしいですね。そして、その来た連絡に「はい!はい!はーいっ。待ってたの。寂しかったのわたしーっ」て返したらまた元の木阿弥だから、そこは1日たってから返事をするとかにすればいいそうです。もし連絡が来ないならば、「彼はあなたには興味ないってことだから諦めなさい。」と。
片思いをしていた人からは、一切連絡もらえませんでしたが、(笑)。こちらの方からは数回連絡をもらったので、あぁこりゃ心理学って本当なんだなぁと思いました。
でも、そのころには新しい道をすすむべし!と思っていたので、連絡先を消した風にして、フェイドアウトさせていただきました。
うむ。
「真面目な付き合いの対象」だと思えないなんて言って、どこ見てんのよ!!!
単に見る目がないだけじゃないの!!!
と、思いましたが、
そうさせているのは、自分自身だったんだな、と気が付いた事例です。
私自身も自分がどういう人間であるかを、見せようとしたわけではなかったし、おそらく彼も見せようと思っていなかった。
お互いに向き合えなければ、よい関係を築くでもなんでもない。
いいお付き合いがしたいと思ったら、自分自身を相手に見せて、相手を知ろうとする努力をしなければならないんだな。。。と30半ばにして、そういう当たり前のことを痛感。
片思いとか、都合のいい関係に悩んでいる方々は、ぜひ自分が相手に見せている自分は何者なのか。。。そういうことも考えると関係性の発展もしくは新しい道への出発ができるので、おすすめでございます。
いい恋のほうが断然いいですよぉぉぉ。